同棲して別れる率は３割越え！？それでも結婚前の同棲をおすすめする２つのメリット

同棲すると別れる率が高くなるって本当なの？

大好きな彼と結婚したいから結婚前の同棲は控えたほうが良いの？

確かに同棲すると別れる確率が高まる可能性は高いです。

マイナビの調査では「同棲して別れてしまった」というカップルは37.1%もいて、同棲すると別れる率が高まるということを裏付ける結果になっています。

しかし結婚前の同棲には２つの大きなメリットがあるので、別れる率が高まるというデメリットを差し引いても結婚前の同棲はおすすめです。

今回は結婚前の同棲をおすすめする理由と、同棲で別れる率が高まる原因についてご紹介していきます。

おすすめの理由とデメリットの原因をしっかりと理解し、結婚前の同棲について前向きに検討してみましょうね。

同棲して別れる確率３割越えでも、一緒に住むメリットは２つ

結婚前の同棲をおすすめする理由は2点あります。

以下、詳細書いていきます。

結婚前の同棲の１つ目のメリットとして挙げられることは、結婚の判断材料が得られるという点です。

結婚前に同棲を考えているカップルは、今後ずっと一緒にいることそして将来結婚することを見据えているはずですよね。

結婚前の同棲は、「これから結婚してずっとこの人と一緒に生活していけるのか」という判断材料を得ることができるチャンスなのです。

同棲をして生活を共にすることで、付き合っているときにはわからなかった相手の本性を知ることができます。

例えば頼りがいが無さそうな相手だったとしても、いざ一緒に生活すると料理や洗濯といった家事ができ生活力があることが垣間見え、相手の評価が高まることがあります。

しかし一方でしっかりとした印象があった相手が、同棲すると実は片付けができなかったりお金の使い方がルーズだったりとズボラな性格が見えてしまうこともあるのです。

暮らしてみなければわからない相手の良い部分そして悪い部分が同棲によって露呈してくるのです。

いくら大好きな相手であっても育ってきた環境が違いますので、生活するうえでの考え方や価値観が違うのは当然です。

同棲することで日常生活の会話や行動から相手の考え方や価値観を充分に知ることができます。

相手の考え方や価値観に一定の理解や共感ができずに毎日の生活にストレスを感じてしまうようであれば、今後一緒に暮らしていくことましてや結婚は難しいでしょう。

結婚前の同棲の２つめのメリットのとして挙げられることは、別れても離婚歴が付かないという点です。

結婚後に相手の本性そして考え方や価値観を知り「やっぱりこの人とは合わない」と思った場合、当然ですが「離婚」という手続きをとらなければなりません。

離婚は当人同士の問題ではありますが、夫側・妻側の家が関わってくることもあり離婚するには多大な労力と時間がかかるケースも多々あります。

戸籍に傷をつけることそして離婚に労力をかけることを防ぐためにも、結婚前の同棲で「後悔しない結婚ができるかどうか」を見極めることが大切です。

結婚前の同棲は別れる率を高めている原因は「理想と現実とのギャップ」です。

思い描く同棲生活の理想が高ければ高いほど同棲で別れる率は高まるのです。

「同棲生活は毎日が幸せで充実している」とは限りません。

相手との考え方や価値観の違いで些細なケンカもするでしょうし、仕事が忙しかったりする都合ですれ違いの生活になる場合もあります。

お互いがお互いを思いやり考え方や価値観の違いにある程度の理解を示しながら生活していくことが大切なのです。

同棲生活に過度な期待は抱かずに、「ここだけは譲れない！」という最低限の条件を設定し、お互いに理解しあうことができれば別れるリスクは減少します。

「期待していて裏切られる」ことよりも「期待していないのに期待以上の良い結果」になった方が良いイメージが高まりますので、過度な期待はせずに同棲生活に臨んでみましょう。

今回ご紹介した内容をまとめてみます。

「大好きな相手と別れたくないし絶対結婚したいから、別れるリスクがある結婚前の同棲はしない！」という選択はナンセンスです。

たとえ「今」大好きな相手であっても、一緒に暮らして相手の本性や考え方や価値観を理解しなければ結婚相手に最適かどうかを判断することはできません。

結婚生活の「プレ体験」としての同棲は、幸せな結婚を見極めるためにとても効果的な方法です。

別れる率に躊躇せずに、幸せな結婚生活に向けて大切な人との「結婚前の」同棲をはじめてみましょう。