
同棲の初期費用をできるだけ抑えたい!
こう思っても初めての同棲ならどう節約したらよいかわかりませんよね。
不動産業者の言われるままに物件を決め、無計画に同棲準備を行ってしまうとお金はいくらあっても足りません。
同棲のための初期費用を抑えるためには、一般的な初期費用を踏まえ節約方法を考えることが大切です。
しっかりと節約をすることができれば同棲初期費用は「30万円」抑えることも夢ではありません。
30万円あれば、リッチな旅行ができたりや将来のための貯金に回せる等今後の夢が膨らみますよね。
そこで今回は「30万円節約する」ことを考慮しながら同棲初期費用の節約方法について説明していきましょう。
- 一般的な初期費用
- 住居の初期費用を節約する方法
- 家具家電の初期費用を節約する方法

一般的な初期費用をチェックする
まずは同棲時に掛かる一般的な初期費用をチェックしてみましょう。
同棲時に係る大きな費用は、「住居関係」と「家具家電関係」の2つに分類できます。
まず住居に係る一般的な初期費用は下記のとおりです。
ちなみに今回は例として同棲生活に適した2DKの賃貸マンションの一般的な経費を挙げてみました。
- 当月分家賃(約10万円)
- 翌月分家賃の前払金(約10万円)
- 家賃の1ヶ月分の敷金(約10万円)
- 家賃の1ヶ月分の礼金(約10万円)
- 家賃の一ヶ月分の仲介手数料(約10万円)
- 家賃の7割程度の保証会社利用料(約7万円)
- 鍵交換代(約2万円)
- 火災保険料(約1万円)
- 引越し代(約3万円)
住居に関する一般的な経費を挙げるとざっと63万円!
住居関係の初期費用はかなり高額であることがお分かりいただけたと思います。
しかし一般的な経費が高額である反面、節約する余地も充分ありそうですよね。
次に家具家電に係る一般的な初期費用は下記のとおりです。
- 洗濯機(約6万円)
- 電子レンジ(約2万円)
- テレビ(約3万円)
- 冷蔵庫(6万円)
- ベッド等の寝具(約3万円)
- カーテン(約1万円)
- 炊飯器(約2万円)
- ダイニングテーブルセット(約3万円)
- 2人掛けソファ(約2万円)
家具家電に関する一般的な経費は約28万円!
一般的に必要最低限の家具家電を上げていますので、こだわりや生活スタイルによって初期費用は上下します。
住居に係る初期費用の節約方法
先述した住居に係る一般的な初期費用のうち、節約する余地がある項目は下記の通りです。
- 家賃の1ヶ月分の敷金(約10万円)
- 家賃の1ヶ月分の礼金(約10万円)
- 家賃の一ヶ月分の仲介手数料(約10万円)
- 家賃の7割程度の保証会社利用料(約7万円)
まずは各項目の意味について簡単に理解しておきましょう。
- 敷金(入居中にできたお部屋の傷や汚れを修復するため退去時に大家さんが使うもの)
- 礼金(賃貸契約時のお礼として借主が貸主に対して支払うもの)
- 仲介手数料(賃貸契約の紹介や調整そして事務手続きに係る経費を借主が不動産会社に支払うもの)
- 保証会社利用料(賃貸契約時に必要な連帯保証人の代行料)
敷金・礼金・そして仲介手数料は、家主さんや不動産会社との値下げ交渉が可能です。
特に礼金は、実務的な経費ではなくお礼としての意味合いのものであるため交渉しやすい初期費用と言えるでしょう。
築年数の経過等で借り手が見つからない物件は、「敷金礼金ゼロ」等、借り手にやさしい条件を付けてくれることが多いんです。
不動産サイトでも敷金礼金なしの好条件の物件の特集が組まれていたりするので初期費用を抑えられる物件は簡単に探すことが出来ます。

新しく物件を探すなら
お祝い金としてお金が返ってきますので、初期費用を浮かすことができますよ
また保証会社利用料は、親等の連帯保証人を立てることが出来れば確実に節約できる初期費用です。
節約のため賃貸物件を契約する前に、連帯保証人になってくれる方はしっかり確保しておきましょう。
敷金礼金仲介手数料のどれかをゼロに出来て、且つ連帯保証人を確保出来れば「17万円」を節約することが出来ますよ!
家具家電に係る初期費用の節約方法
同棲生活という新たな生活のスタートですから、全て新しいもので揃えたいという気持ちは誰にでもあるはずです。
しかし家具家電は金額が張るものが多いため、必要な家具家電を新品で一気に揃えるには高額な費用が掛かります。
家具家電の初期費用の節約に関する根本的な考え方は、「既存品で済ませる」ことです。
例えば一人暮らしから同棲生活をはじめる方の家具家電の所有事情を考えてみましょう。
一人暮らしをしている場合、生活に必要な最低限の家具家電は一通り揃っていますよね。
一人暮らしから同棲生活になる場合、既存品で対応できるであろう家具家電は下記のとおりです。
- 洗濯機(約6万円)
- 電子レンジ(約2万円)
- テレビ(約3万円)
- 冷蔵庫(6万円)
- 炊飯器(約2万円)
一人暮らしで使用していた既存の家具家電を使うことで「約19万円」の初期費用を節約できました。
ただし冷蔵庫や洗濯機は一人暮らし用の容量では2人分として使用するには物足りない可能性もあります。
しかし既存品を使ってみて、不便を感じた場合に買い替えるという方法でも決して遅くはありません。
同棲初期費用の節約方法:まとめ
今回ご紹介した内容をまとめてみます。
- 住居の節約するため、礼金等の初期費用が掛らない物件を探し大家さんや不動産会社との交渉を行う。
- 家具家電はできるだけお互いの既存品を持ち寄って初期費用を抑える。
同棲生活に係る住居や家具家電を揃える等の初期費用を30万円以上節約することは充分可能です。
そしてお金があれば気持ちにも余裕が生まれるため、幸せな同棲生活を送れる可能性は高まります。
早速初期費用の節約を考えながら自分たちの同棲の準備をはじめてみましょう。