

もう愛情もなくなって別れたいんだけど、
結婚前提二人で貯金しているお金はどうしよう…
同棲し始めはお互いの気持ちも盛り上がっていて、お金の細かい分担まで考えず、生活費や光熱費などの費用をなんとく適当に割り振ってしまったり…。
いつしか気持ちも冷め、いざ別れるとなった時、もめるのがお金ですよね。
そんなお金のトラブルについて、費用別の解決方法を紹介します。
同棲解消時の金銭トラブル:生活費
一番トラブルが起こりやすいのが生活費です。光熱費は私、家賃は彼氏、など項目別に分担してしまうと、別れる時に大変です。
また、項目別に分けてしまうと、相手の「使いすぎ」が気になったり、損をしているような気分になったりしがち。
公平さを保つためにも、各々固定額を出し合う定額制がおすすめです。
とはいえ、すでに項目別に折半してしまっており、別れることを念頭においている場合、定額制への移行を試みると良いですね。
いきなり全項目を定額にしよう、と伝えると「なんで?」と怪しまれるので、

と伝えたり、

食費と生活雑貨はまとめていくらと決めて、決まった額をお財布に入れておこう
などの提案をしてみるのもいいですね。
生活費を項目別に分担してしまうと、どちらかが払わなくなることで生活ができなくなってしまいます。
徐々に一人分の生活費を捻出していけるようにしましょう。
これにより、いざ別れるとなった場合でも、2人分の生活費が1人分になるだけなので(家賃負担は別ですが)各項目の分担を見直したりする手間が省けます。
同棲解消時の金銭トラブル:娯楽費
娯楽費はカップルによって幅のある支出です。
どこまでを娯楽費としてとらえるのかにもよりますが、一概にいくら、という平均値を算出するのが難しいですよね。
どちらか一方の趣味に偏ると不平がでるので、管理が難しい項目です。
良く起こりがちなトラブルとして、趣味の相違や価値観の違いがあります。
相手にとっては楽しい・面白いと感じるものでも、自分にとってはつまらないものである場合、それに対してお金を使うことに抵抗を感じてしまいます。
また、各々趣味の領域が違い場合は、それぞれの好きなものを否定された、と喧嘩のタネになることも。
そのため、娯楽費としてお金を出し合う場合は、二人の間で娯楽の定義を決めておくと良いでしょう。
そして、いざ別れを決意した際には、娯楽費そのものを解体するのも手です。
娯楽費とは平たく言えば、一緒に楽しむための費用ですので、別れたいと思っている時点で、相手と何か一緒にする機会は減っているわけです。
そのため、娯楽費自体が宙ぶらりんの状態となってしまうので、いったん娯楽費をやめ、それぞれ折半した分を自分のために使う方向にもっていきましょう。

最近仕事が忙しくて週末映画に行く元気がないんだよね。

ご飯はできるだけ家で食べるか会社で食べてしまうから
あまり外食する時間も取れないんだよね・・・
などといった理由を添えて提案してみると良いですよ。
同棲解消時の金銭トラブル:保険や貯蓄
結婚を前提に、同棲時に保険や定額貯金などに加入してしまっている場合は少し厄介です。
保険や定額貯金は途中解約すると必ずマイナスになってしまいますし、手続きも面倒です。
とはいえ、こればかりは残念ですが時すでに遅しです。
既に貯蓄用に生命保険に入ってしまっていたり、二人で1つの口座を開いて積み立てなどをしてしまっている場合。
これ以上損失を増やさないためにも、ただちに解約することをおすすめします。
途中解約なので、損をしてしまうことにはなりますが、解約返戻金で多少のバックが期待できるので、それを折半して自分の収入とすることができます。
定期預金等に入っていない場合
定額貯金などに入っておらず、通常の口座で貯蓄している場合は

急な出費や残業ができなくて収入が減ってしまいそうなんだよね。。。
などを理由に、毎月の貯蓄額を減らしてもらうか、数か月スキップさせてもらえるよう、頼んでみると良いでしょう。
同棲解消時の金銭トラブル:まとめ
同棲し初めのころは舞い上がってしまい、お金のことなど深く考えずに生活をスタートしてしまいがちです。
とはいえ、絶対別れないから大丈夫、と思っていても、将来何が起こるかわかりません。
上記3つのポイントを押さえておくと、後々楽になりますよ。
別れる時に一番もめるのがお金のことです。
面倒なトラブルを避けるためにも、話合いを面倒くさがらずに、決めておきましょうね。
また、すでに別れに向かって準備を進めている方は、上記のポイントを押さえた上で、少しづつ水面下で準備を進めていきましょう。
一緒に暮らし始める時以上に別れる時は費用がかさむので、それらの資金を確保するためにも、無駄を減らして効率よくお金をめていきましょう!
同棲からの別れの準備については、以下も参考にしてみてください。