二人で部屋を決めて、インテリアショップで家具を選んだりお揃いの食器を揃えたり、ドキドキの同棲生活がスタート。
同じ家に帰れることや、「おはよう」と「おやすみ」を直接言い合えることが嬉しいですよね。
でもふと気が付くと、いつの間にか
「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔している自分がいる、と感じる方も多いのではないでしょうか。
初めのころはこうじゃなかったのに
ずっと一緒にいることに、だんだん疲れてきちゃったな・・・
同棲についての「あれ?」という違和感に気付き始めるのが、同棲し始めて2ヶ月ほど経った頃というパターンが多いようです。
たった2ヶ月、されど2ヶ月。
「しんどいな…」と思い始めたあなたへ、この記事では、そんなモヤモヤを解消するための考え方や解決策をお伝えします。
ちょうど同棲を始めたばかりの方も、同棲を検討中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
同棲2ヶ月はマイナス面にも気付き始める頃
2ヶ月というと、初めのころの新鮮さが少し薄れてくる頃。
初めは2人の生活そのものが真新しく、2人で何もするにも新鮮に感じていたかと思いますが、
それが1ヶ月経ち2ヶ月経ち、徐々に相手のちょっとした行動が気になったり、相手に対して不満が出てきてしまうのです。
良くも悪くも今まで見えなかったものが見えてくる
人間は個人差はありますが、新しい環境に徐々に順応していく生き物。
その「順応」や「慣れ」とはある意味恐ろしいもので、これまでの新鮮さやウキウキとした気持ちが薄くなってしまい、より現実を見えるようにさせてしまいます。
もちろん、同棲生活とは恋人としての二人の関係をより深いものにさせてくれるわけですから、今まで見えなかった部分が見えてくるのは決して悪いことではありません。
とはいえ、そういったものが見えてくると
初めはこうじゃなかったのに…
とギャップに悩まされることだってありますよね。
状況を変えられるかどうか考えよう
別れることが決まっているのに同棲生活をスタートさせる人は、まずいないですよね。
お互いが今までよりももっと長く一緒にいたいと思ったり、普通の恋人同士よりも更に深い関係になりたいと願ったり。
結婚を見据えて同棲をスタートさせるカップルもいます。
まだ始まって2ヶ月しか経っていない同棲生活は、今後数ヵ月、数年続いていくわけです。
結婚を前提とした同棲であれば、結婚したらなおのこと相手と長く生活を送るわけですよね。
そう思うと
たった同棲2ヶ月で不満を持ってしまうなんて…
と途方に暮れる方もいるかもしれませんが、それは間違い。
同棲したての頃は新鮮さがいわゆるフィルターのようになっていて、2ヶ月ほど経った今は、そのフィルターが劣化してきたようなもの、と捉えてください。
この先まだまだ続くであろう同棲生活で、不満を胸に秘めたまま生活し続けるのは、苦しいものです。
まずは、目に入るようになってしまった相手の嫌な部分や気になるところを整理してみましょう。
まずは問題点を明確に
よくある問題点として、わたしの周りで起きたケースでは例えば以下のような問題がありました。
- 一緒にいるのが当たり前になってしまい、ドキドキしなくなってしまった
- 四六時中一緒なので自分の時間がなく、疲れてしまった
- 初めは彼のために家事は全部やろう!と思っていたけれど、負担が大きすぎる
ドキドキしない
まずは一緒にいるのが当たり前になり、外でのデートが疎かになってしまっているケースですね。
良くも悪くも、恋から愛へと変貌を遂げる時期とも取れます。
だからって、熟年夫婦みたいになるのは、さすがに早いし、ちょっと寂しさも。
2週間に1度はイベントやデートスポットへ出かけるようにするなど、あなたからも提案してみましょう。
普段と違う空気を一緒に味わうだけでも、雰囲気ってガラっと変わりますよ。
1人の時間がない
たまには一人でボーっとしたり本を読んだりする時間がほしい
これはありますよね。特にお部屋の数が少ないと、どうしても顔を合わせている時間も多くて、しんどいケースも出がちです。
とはいえ、じゃあすぐに明日引っ越そう!というわけにもいきません。
そこで、週に2日ある休みのうち、1日はそれぞれが好きに使う休日にするなど、1人の時間をお互いに楽しめる関係になると良いです。
お互いの休日をそれぞれ充実して過ごせると、気分もスッキリしますし、会話のレパートリーも増えて話も弾みますよ。
家事の負担
料理や掃除は私の方が得意なので
継続してあげようと思ってたけど・・・
あまりにも彼が何もしないダメンズになりつつあって、困るケースですね。
彼氏には洗濯やゴミ出しなど、比較的に簡単な家事をしてもらうなど、段階を踏んで調教することをオススメします。
まずは現状の把握と問題点を明確にし、それがどうなれば自分は満足なのかを考えてみましょう。
そうすることで、相手への要求の仕方がわかってきます。
相手への伝え方
問題点と自分の要求を明確にしたら、あとは相手にそれを伝えましょう。
冷静に自分の不満と要求を分析すればそうはならないと思いますが、あくまでも頭ごなしに相手にぶつけるのはNGですよ。
○○なところについて、ちょっと大変なんだよね。
私は△△したいと思うんだけど、ryo君(彼氏)は
●●してもらえないかな?
順序を立てて、“お伺い”してみる姿勢で相手に投げかけてみましょう。
そうすればきっと衝突することを防ぎ、二人が向き合ってお互いの言葉で話し合うことができますよ。
同棲を始めて2ヶ月=二人の関係性を確立させるためのタイミング
同棲して2か月経過した時期は、同棲生活に慣れてきて、なんとなくのルールも出来上がってきて、二人の関係性が確立されてくるタイミングです。
「問題が発生したらどうやって解決するのか」というのも、この機会に2人の中でルール化してしまいましょう。
もしかすると、あなたが相手に不満を抱いているのと同様に、彼もあなたに対して同じように不満を抱いていることがあるかもしれません。
自分の不満が解決したら、
あなたはどう?
なにか大変なことはない?
と相手に聞く余裕も持っていたいですね。
そうすることで相手は「きちんと自分のことも尊重してくれているんだ」と感じ、信頼はより深いものになります。
これからの同棲生活、また新たな不満や問題点が出てくるかもしれません。
そんな時、お互いの気持ちを尊重しながら解決していこうというあなたの姿勢を初めのうちに見せることによって、相手もきっと見習ってくれるはず。
良いことも悪いことも、同棲生活では分かち合っていきたいもの。
常に向き合って生活をしていくことは、2人の関係性の成長には必要不可欠です。
“見て見ぬふり”は未来の自分を苦しめる
今回は、同棲2ヶ月で相手に対して不満が発生したときの、考え方や解決策をご紹介しました。
しかし、問題点をそのままにしておいたらどうなるでしょうか。
先述した通り、同棲2ヶ月というのは「二人の関係性を確立させるタイミング」。
もし見て見ぬふりをして、「まあいいか」と流してしまうと、それが“当たり前”になって確立されてしまいます。
長く続くかもしれない同棲生活、そんな不満が積もり積もっていつか爆発…なんて、せっかく同棲まで関係が深まった2人なのに、もったいないです。
同棲期間がもっと長くなり、
あなたの○○な部分が嫌なの!!
と伝えても、
は??
今までそんなこと一言も言わなかったじゃないか
と相手は寝耳に水。
我慢した方も突然不満を告げられる方も可哀想ですよね。
「あれ?なんか嫌だな」
「こんなはずじゃなかったのにな…」
と、小さな不満だったとしても、なるべく自分だけの胸にしまっておかずに、相手に打ち明けてみましょう。
不満を伝えることはまったく悪いことではありません。
むしろ不満を伝えずに募らせてしまうことは、自分にとっても相手にとってもマイナスにしか成り得ません。
まったく違う環境で生まれ育った男女なのですから、大なり小なり不満が出てくることはいわば当然のこと。
むしろ「同棲のこんな早いタイミングでわかってよかった」と前向きに捉えましょう。
大切なのは“伝え方”と、問題が発生したときうまく解決させる方法を“ルール化”すること。
これからの同棲生活がより楽しく、お互いが成長できるものにするために、ぜひ参考にしてみてくださいね。